かつてCYMAといえば安かろう悪かろうの3流品の代表的メーカーでした。
しかし最近は大幅に品質が向上し、まだまだ箱出しでの使用は難しいところもありますが
有名海外メーカーと比較するとモデルによっては半額近い価格で入手できるので自分で
メンテナンスできる人にとってはとても魅力的な素材となりました。
このAKS74Uは2014年の新作で外装は某有名メーカーと同じ物を使用しています。
単純な艶消しブラック塗装ですが完成度が高くプレスボディーとリベット打ちがリアルです。
フロントのアルミレイルシステムも手触りが良く、レイルカバーを付けなくても大丈夫な
程度の面取りがされています。
削り出しではなく鋳造で造られているのでエッジが無いのだと思いますが、アルマイトのような
表面処理もされているので決して安っぽくは見えません。
外装の難点としては、フロントレイルをアウターと固定するためのブロックの構造に問題があり
フォアグリップ等でねじりの力がかかるとレイルがぐらついてしまいます。
この部分はロットによっては改善されているようですがこの製品に関してはブロックの加工と
補強により改善しています。

【メカボックス】
中華電動ガンといえばギトギトの緑グリスが定番なのでまずはオーバーホールが必要です。
この製品は開けてびっくりなのですがグリスが全く付いていませんでした(塗り忘れ?)
各パーツやボックスの工作精度は良くなっているので特に問題なければそのまま使用可能ですが
この製品はスパーギアの山が一つ欠けていました。
作動で欠けたというよりも製造工程で発生した不良のような状況でした。
とりあえずスパーだけ交換、分解前の試射での初速は85m/sでスプリングはカットしていない
不等ピッチで問題なさそうなのでそのまま使用、調整とグリスアップだけで組み直しました。

【HOPチャンバー】

特に問題なさそうですが愛用しているPDIの溝付タイプに変更しました。

【インナーバレル】
ハイダーを交換してインナーがはみ出してしまったので見た目違和感がない所までカットしました。
合わせてバレル内部の研磨をしたところ内部から酸化したような汚れが取れました。
真鍮なんでこんな錆は無いはずなんですけどね。
仕上後に内部チェックしましたが特に問題はなさそうです。

外観の主な変更箇所はハイダーとグリップの交換、ボルトの塗装落としと黒染め、フォアグリップ
取付、リアサイトにレイル取付&マイクロダット取付といったところです。


【実射性能】
コンパクトですが弾道が素直できれいに飛んでいきます(ホップの効きも良好)
回転数は一般的なノーマルレベルでとても使いやすい銃に仕上がりました。
マルイ次世代の耐久性に不安を感じての投入ですが、やはりゲームでは従来型が
安心できていいですね。