KTW製「M70 SPR.A4」です。
外観は一般的に知名度や人気が高いレミントンM40と同じように見えますがこちらはFNH社に吸収合併された
ウインチェスターM70がベースになっています。
「SPR」とは「スペシャル・ポリス・ライフル」の略で法執行機関向けのモデルではありますがMcMillan製A4ストック
に乗せることで軍用スタイルになっています。
類似のM40系エアコッキングやガス式が多数モデルアップされていますがKTWのM70は工作精度・質感ともに
全くの別格です。
その分お値段も別格ですが箱出しでここまでレベルの高い製品はなかなかありません。
構造は全てオリジナルなのでVSR系などとの互換はありませんが、基本的に純正パーツの微調整や加工だけで
十分な命中精度を出せるので余分な出費がありません。


純正品はマズルキャップを外してサイレンサアダプターを取り付ける一般的な形状になっていますが、他の機種と同様
サイレンサー分ほど全長が長くなるので取り回しが悪くなります。
アウターとインナーをカットしてアダプターを移植することにより純正と同じ長さで消音効果を確保しています。
インナーの長さは20cm程度短くなっていますが、セッティングがまとまれば十分な飛距離と集弾性能を発揮できます。

マガジンはスティック状でリアル弾倉の位置から挿入します。
エアコッキングなのでチャンバーの位置はVSR系と同じようにかなり前方になりますが、この特殊形状により外観を
損なわず、シンプルな構造により給弾不良のない確実な装填が可能になっています。





純正のホップ調整ダイヤルはストックの底面にあります。
マイナスドライバーで調整可能です。


後期型の改良されたホップ機構であればこの調整機構のままでもいいのですが、さらに繊細に調整できるよう上部に
調整用のイモネジを入れました。
内部機構の遊びや緩み等がないので非常に安定しています。
これにより純正の調整機構は機能していません。


ボルト後部のセーフティー周辺の構造も非常に凝っています。
セーフティーON・OFFにより内部機構が確実なロックをおこないます。
ボルトの前進不足やハンドルが定位置に戻らないとトリガーが引けないという機能を細かなパーツで再現しています。


左側面のこのレバーを前進させることでシリンダーを引き抜くことができます。
SPRの場合はチークピースが干渉するので取り外しておく必要がありますが手回しで外せるネジ2本なので
それほど手間はかかりません。




ボルト後部やレシーバーにボルトやハンドルが定位置にないとトリガーが引けない安全機構が詰まっています。