はじめてのサバゲーでスナイパー!


「やっぱやるならスナイパーでしょ! ちょっと待った
エアガンそのものに興味を持った人の中には映画やドラマに登場する「スナイパー」に憧れた人が多いと思います。
あり得ないほどの遠くから音もなくターゲットを撃ち抜く!反撃しようにもどこから撃たれたのか分からない、発見しても
相手の弾は届かない・・・まさに理想のシューターです。
スコープの十字に目標を合わせて撃つという動作はロマンを感じさせます。
エアガンのスナイパーライフルを購入して空き缶やターゲットを撃つ!
これでは物足りないとサバイバルゲームを始めることを決心した人も少なくないはず。
またはこれからゲームを始めるにあたりスナイパーライフル購入を検討している人もいるのではないでしょうか?
しかしちょっと待ってください。
映像の中では大活躍のスナイパーもサバイバルゲームではそう簡単にはいきません。
かつてはゲーム性を高めるためにスナイパーライフルのレギュレーションを極端に高く設定している事もありましたが
改正銃刀法施工以降はどの銃もほぼ同一のレギュレーションとなり射程距離でのメリットは無くなりました。
OCELOTレギュレーションでは0.1Jのアドバンテージを付けていますが調整がきちんとできていなければ普通の電動ガンと
射程の差はありません。
ましてや同じラインに立って飛距離を競うわけではないのでポジション取りができなければ電動ガンはもちろん、精度の良い
ハンドガンと同等の距離で撃ち合わなければなりません。
「あり得ない場所」どころか見つかれば誰かすぐに見分けが付くような近距離で1発撃てば発射音ですぐに位置が特定できます。
あっという間に電動フルオートでハチの巣にされてしまうのが現在のスナイパーの悲惨な状況です。
見通しが良くてどこからでもロングレンジで狙えるフィールドであればここまで気にしなくてもそれっぽい銃を持って入れば
スナイパー気分は味わえるでしょう。
しかしDフィールドは立木やブッシュ、障害物などが非常に多くスナイパーがまともに狙える所はほとんど無いと言えます。
たとえ敵を発見してスコープで狙ってもそれは相手からも丸見えでアイアンサイトの電動ガンで楽々攻撃できる距離だったりします。
そうなるとフルオートで撃ちまくれる電動ガンの方が圧倒的有利で何のためにスナイパーライフル持ってんだ〜?面白くない、
もうやめた!って結果になります。
理想と現実のギャップが最も大きいのはスナイパーと言えます。
しかもその理想はハンパなく高く、ギャップから受ける落ち込みもとても深いのです。

しかしチーム内にはいまだにスナイパーでがんばる人が結構いますがなぜでしょう?

それはたとえ不利でも電動ガンでは味わえない独特の緊張感を楽しみたいというリスクにあえて入っていく場合や自分のスキルを
アップさせたいという自己鍛練的な思いがあるからなのです。
だからといってわざわざやられるためにフィールドに入る訳ではありません。
見つからないため行動パターンや攻略ルートの研究、射程が電動と同等なら命中精度を突き詰めて電動ガンでは狙えないような
タイトな場所を通過させてヒットさせるように銃の精度向上に努めたり、位置が特定されないように発射音を極限まで落とす工夫を
凝らしたりと、こういった事がスナイパーの楽しみとして見出せる人がスナイパーを続けています。
こんなのめんどくさい、と思えばその人はスナイパーから遠のいていきます。

さらにDフィールドでスナイパーをやってる人は「釣り」の秘密ポイントのように自分の必勝ポイントを何か所か持っています。
それは長期間積み重ねてきた経験や人の動きの情報の積み重ねから見つけた極秘ポイントで当然他の人には教えないものです。
相手チームのメンバー構成や持ち込んだ装備から敵の動きを予測して「潮の動き」を読むようにどのポイントが最適かを考えます。
その読みが当たれば敵より早く発見し、相手が油断してしまうような隙間を通過させて当てることができます。
しかし読みが外れれば逆に返り討ちに合ったりゲーム中に結局誰とも遭遇しなかった、なんて空振りになることもありますがそれで
損した気分にならないのが現在生き残っているスナイパーなのです。

このようにOCELOTが通常使っているフィールドではスナイパーというジャンルは完全なマニアックな世界になっていますからやって
みたいとか興味があれば通常のゲームに慣れて状況が分かってからにした方が良いでしょう。
普通のゲームが楽しめるようになってから合間にちょこちょこスナイパーを入れながら徐々に深いところに入っていくのが
長く楽しむコツです。
最初にスナイパーライフルや特殊な銃を持ってきて何も楽しめないまま帰ってしまうのは初心者の人がやってしまう失敗例の
代表みたいなものです、せっかく始めるのであれば記念すべきデビュー戦はそれなりに楽しい思いをしてほしいと願います。



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