マガジンポーチは必要?


「サバイバルゲームは装備が一杯 とりあえず適当に買っとくか?
雑誌でサバイバルゲームをやってる姿を見るとたくさんの装備を付けています。
ベスト、ポーチ、ホルスターなどなど・・・
デビューの時には完全武装で参加したいが何かと出費が多いのでとりあえずお買い得なものを適当に揃えておくか・・・
いえいえそれも待ってください。
サバイバルゲームではこの辺の装備の選び方もかなり重要になってきます。
適当に揃えてしまうと結局後で買い替えたり大事な銃やマガジンを紛失してしまいます。
ゲームを中断して捜索するのも顔なじみ同士ならどうってことはありませんが初参加だったりまだ馴染んでない人に
とってはとても気まずいものです。
冒頭にも書いていますが買い揃える前に見学してメンバーが使っている現物を見たり話を聞いてから検討することが
一番ですがどうしても事前に買いたいという人はここの話を少しでも頭に入れて品定めしていただければと思います。

「マガジンポーチ」

予備のマガジンを入れるポーチです。
ここではマガジンポーチ単品について説明しますが後で出てくるベスト類には固定で付いている場合がありますので、
そのベスト類のポーチの性能を判断する基準にもしてください。

まず最初に「あなたにマガジンポーチは必要か?」ということです。
ゲームに参加する時点でマガジンが1本しかないのであれば全く不要です。

最近のゲーム用迷彩服などは上着やズボンにマガジンが入るサイズのポケットが付いている物もあります。
その気になれば全身に6本以上を入れることも可能です。
「これで充分」という人であればそれでも結構です。
ポケットではマガジンチェンジや空マガジンの処理に手間取ってやられてしまうこともあるでしょうがそれも必要かどうかを
判断するための経験です。
ただこういった収納方法で紛失してしまいみんなで捜索するのは参加者に迷惑をかけてしまいます。
十分な対策をしていてもゲームの展開が激しくてやむを得ない状況での落下はよくあることですが防げることはできるだけ
やっておくのもサバイバルゲームのマナーです。

ではポーチが必要、としての話に入ります。
マガジンポーチはハンドガン用・長物用それぞれ対応機種があります。
これを無視して使用すると紛失の元ですから自分の銃に合ったポーチを選ぶのが基本です。
マガジンタイプが異なる銃を複数持っている場合はそれぞれのタイプのポーチを持つ必要がありますが調整機能が付いた
ポーチであればある程度はカバーできます。
しかし専用に比べて保持能力が悪くなることが多いのでできる限り専用を選択してください。
また、専用でなくても一応流用できる物と明らかに無理なもの、入りはするが実用上問題が発生する組み合わせもあり、
それを商品説明で「使用可」として売っている場合もありますがこれもメーカーや構造で変わってきますので過信したり見切り
で購入するのはやめましょう。
専用以外はとりあえず入るだけでジャストフィットではないと考えてください。

例:M4系マガジン2本入るポーチにM14・G3用が1本入る
        ⇒ 脱落を防止する機能がないとユルユルです、マガジンが短いので深く入って取り出しにくいです


例:AK用だがとりあえずM4も入る
        ⇒サイズ的には問題なく入りポケット奥までしっかり収まるので脱落の可能性は低いですがマガジンが
         短いため深く入り込んで取り出しにくくなります。


例:M4用だがフラップを調整すればAKも入る
        ⇒AKはM4よりマガジンが長く曲がっているのでM4用のポーチではポケットへの収まりが極端に浅くなります。
          たとえフラップで押さえてもマガジンが少しずれるだけで抜け落ちる可能性があります。

ハンドガン用ポーチもサイズがあります。
実銃に準じて9mmシングルカラム、9mmダブルカラム、45シングルカラム、45ダブルカラム、さらにそれぞれの1本用や
2本用などもあります。
(シングルカラムとは?:マガジン内の弾が縦一列に入るタイプ 例:ミリタリーガバメントなど)
(ダブルカラムとは?:マガジン内の弾がジグザグに入って装弾数を稼いでいるタイプ 例:SIG系、ベレッタ系mHICAPなど)

これも長物用ポーチと同様に非対応の物を無理して入れると落下や取り出せないといったトラブルを招きます。

アサルトライフル系に話を戻します。
次の選択ポイントは「1ポーチに何本入るのか?」ということです。
これもあなたがどんな戦い方をするのか?どのくらいマガジンが必要なのか?というところで変わってきます。
携行本数が2〜4本程度でベルトやベスト類に装着するスペースがあるのであれば1ポーチに1本しか入らない物が一番確実です。
各ポーチに1本しか入っていないので手探りで取り出しやすく、取り出した後にフラップや他のマガジンを気にする必要がありません。
ただし一般的な物は一つのポーチに2本入るタイプが多くこのタイプしか選択肢が無い場合があります。
1つのポーチに複数本入る場合、例えば2本入る物であった場合に2本入っていれば安定しているのが1本出すと残りが不安定に
なって脱落する恐れがあります。
ポーチのサイドをゴムバンドでテンションをかけているタイプは本数が減っても脱落しにくい構造になっていますが逆に満杯状態
から取り出す時にきつくて取りにくかったりします。
また、3本以上の場合はさらに本数が減ったときの安定が悪くなります。
本数が多いタイプはポケット自体にゴムテンションが付いていない物が多いのでフラップを開けたままではマガジンを落したり
1本取り出す際に他のマガジンが引っ掛かって落ちたりするリスクもあります。
複数タイプのマガジンポーチは出っ張りが大きくなるため移動や伏せた時の邪魔になる可能性もあります。
装備が腰のベルトのみなどのシンプルな携行方法の場合はシングルタイプを複数並べるのが難しいため複数タイプを使用する
ようになりますが脱落等のリスクに十分注意が必要です。
ハンドガンのマガジンポーチも同様です。


次のポイントはポーチのフラップ(ふた)の固定方法です。
ゴムテンションで内部のマガジンを確実に保持できるタイプの場合、馴れた人は素早いマガジンチェンジができるようにフラップを
織り込んだりしてマガジンをむき出しにします。
こういう使い方をする人はそれに適した物を選択していますし落ちない工夫や注意をしています。
同じ事をして落とさないよう注意してください。
一番無難なのは取り出す時以外はきちんとフラップ閉めるということです。
慣れるまでは多少手間がかかっても実践することをお勧めします。
ではフラップにはどんな物があるのか?

まず一番オーソドックスなのは「マジックテープ式」です。

取り出す時はサッと剥がし、マガジンを取りだしたら下げる、それだけで勝手にくっ付いてくれる
のでお手軽です。
複数本タイプの場合は本数が減って緩んだ分をそのままフラップで押さえられるのでとても便利
ですが難点もあります。
それは開ける時に「バリッ」という音がします。
銃撃が激しい時はいいのですが静まり返っているような時はこれで位置がバレたりマガジン
チェンジをするタイミングが分かったりします。
本物の戦闘であればマジックテープの音など聞こえないような距離や銃撃音の中で戦うので
問題にならないでしょうがサバイバルゲーム、特にDフィールドでは数メートルからせいぜい
20〜30mでの攻防となり、時に全く銃撃のない静寂状態もあるので開閉のタイミングは重要になります。
使用される際はそのあたりも注意しましょう。
もし誰かと一緒に潜んでいる時にうかつに「バリッ」とやると巻き添えにしてしまうかもしれません。
しかしそれさえ注意すれば一番無難で扱いやすい形状と言えます。


開閉時の音が静かな物としてはフラップの固定方法が「バックル式」があります。

SEALS系や長期用装備のポーチにはバックル固定式の物が多いですがこれは素早いマガジンチェンジよりも
携行能力を優先させ、水中や過酷な状況でマジックテープが外れてしまうことを防ぐために確実なロックをする
目的で採用されているようです。
フラップにワンタッチ式のバックルが付いているタイプなので無音で開閉が可能です。
しかし慣れていなければ手探りでバックルを外すのが難しく目標から目を離さずにマガジンチェンジをする
のは困難になります。
さらに複数本収納タイプであれば1本取り出す度にバックルを外してまた止めなければなりませんからかなり
練習が必要となります。
バックルとマジックテープの両方を採用している場合はバックルを止めずにマジックだけ使用することもできますが静寂性の
メリットは無くマジックタイプと同様の注意が必要になります。


もう一つ静かなタイプとして「ゴムバンド式」があります。

フラップ自体が無く、ポケット部分の上にゴムバンドが付いています。
ポーチに差し込んだマガジンにこのゴムバンドを掛けて脱落を防止します。
開閉の音がしない上素早いマガジンチェンジができますがこれも見ないで操作するのは慣れが必要です。
またこのタイプは1ポーチに1本用がほとんどなので携行本数が少なくなります。
好んで使うのはベテランクラスです。





最近では樹脂製の機種専用ポーチもあります。
マガジン1本の半分程度がすっぽり収まるプラスチックケースのような構造でしっかり固定されるので脱落の恐れも
きわめて低く、とても取り出しやすいのが特徴です。
ただし特定の機種専用なので異なるマガジンで流用することはできません。


「ダンプポーチ」
ダンプポーチとは使用済みの空マガジンを入れる袋(ポーチ)のことです。
マガジンチェンジは戦闘の空白を作らないためにスムーズに行う必要があります。
空マガジンを素早く処理するためとマガジンを紛失しないためにもダンプポーチはぜひ欲しいところです。
しかしダンプポーチの役目は空マガジンを入れるだけではありません。
ホルスターの性能が悪い場合は使ったハンドガンを元に戻す手間をかけるよりダンプポーチに突っ込む方が早いです。
トラブル等で外れた銃の部品や他のアイテムなど「とりあえず」入れるのにとても重宝します。
マガジンポーチの購入が決まらない間はダンプポーチだけで流用することも可能です。

ダンプポーチもさまざまな形状があります。
口がゴムやマジックテープで塞がれる蓋付きタイプは中身が出ないという利点はありますが電動ガンの大きなマガジンは
とても入れにくく手探りで入れるのが難しかったりするのでお勧めしません。
シンプルながら大きめの袋状で開口部に弾力性のある素材で口が広がるようにテンションがかかっているものが安価で
使いやすいのでお勧めです。
中身が落ちるかも?の不安は袋の深さと収納力でカバーできます。
レッグタイプのダンプポーチはそれこそ中身の落下につながりますからやめておきましょう。


最初に買うなら?
これからマガジンポーチを買うのであればマジックテープ式フラップで1ポーチに2本入るタイプが無難でしょう。
できればポケット部分にゴムバンドでテンションがかかりマガジンが2本でもスムーズに抜き出せて残りの1本もきちんと
ホールドする機能があればマガジン紛失のリスクは低くなります。
取り付け場所のスペースがあるのであればこれが2連になった合計4本収納できるタイプがいいでしょう。
MOLLEなどの着脱式の規格でないベストなどに固定されている物を選ぶ場合は付いているポーチのタイプを
選択基準にするといいでしょう



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